インタビュー

入社して約1年が経ちましたね。改めて入社の経緯を教えてください。

APO税理士法人は外資系クライアントの比率が高く、国際税務の経験を積め、英語力も磨けることに魅力を感じて志望しました。アーサー・アンダーセン/KPMGをルーツに持ち、経験豊かな先輩方から吸収できることがたくさんありそうだなと思ったことも志望した理由のひとつです。

実際に入社してみてどう感じましたか？ギャップはありましたか？

仕事内容についてはギャップを感じていません。業務量については、会計税務業界は息つく暇もないほど忙しいというイメージを持っていましたが、繁忙期でも決して無理のある業務量ではないのでいい意味で裏切られました。自分の裁量で効率化できる面も多くて、入社前に想像していたよりずっと働きやすい環境だなと感じています。

基本的には、仕事をきちんとこなして納期を守ってくれればよいという方針で、リモートワークや時差出勤など働き方の形態も問いません。限られた時間内に集中して業務にあたり、終業後はプライベートな時間に充ててもらえればと思っています。

職場の雰囲気や働きやすさについてはどうですか？

繁忙期には淡々と目の前の仕事に集中し、通常時には少しリラックスして笑い合えるような環境でメリハリつけて働けています。皆さん接しやすい方ばかりで質問もしやすいですし、自分の意見も言いやすいので、働く環境として理想の職場に近いなと思っています。困ったときにはスーパーバイザーやマネージャーのサポートを受けられるのもありがたいです。社内で一番社歴が浅いですが、温かく受け入れてもらえて会社にもなじめているなと思います。

この1年で成長したなと感じるのは、どんなところでしょうか。

APO税理士法人に入社するまで税務・会計も海外対応もほぼ未経験だったので毎日が勉強です。それでも、年間20～30案件を担当してきて最低限の知識やスキルは身についたように思います。最初のうちはチェック不足や記載不備で上司に指摘されることが多かったですが、今では自分でもミスに気づけるようになり、必要な根拠資料もまとめて用意できるようになりました。税制改正が業務にどう影響するかを具体的に考えられるようになった点も成長を感じる部分です。

一度指摘されたことは繰り返さないように意識して、真摯に取り組んできたことが今に活かされていそうですね。傍から見ていても成長を感じます。

回付資料については未だ要チェックの付箋ばかりですが、全体的には付箋の数が減ってきました。今後も先輩方が過去に作成したワーキングペーパーや資料なども参考にしながら、限りなくゼロに近づけられるように努力していきたいと思います。

この1年は懸命に業務に取り組んでくれましたね。今のような状態を継続しながらがんばってください。

この1年でどんな業務を担当してきましたか？

各種申告や申請書の作成、コレポン業務、月次記帳業務、調査資料確認など幅広い業務に携わってきました。入社1年でこれだけの多様な業務を経験できるのは貴重ですし、自身のスキルアップにもつながるのでありがたいです。

高度な専門知識と豊富な経験が業務に必要な業界なので、皆さんが業務を通じて知識と経験を十分に蓄えられるようにいろいろな仕事をお任せしています。アサインするときは可能な限り本人の希望や特性を考慮しますが、幅広い業務に挑戦してほしいです。

今の仕事では、どんなところに面白味を感じていますか？

前職は大学職員で経理職に就いていました。レシートを打ち込むような単純作業が大半でしたが、今は自分の頭で考えながら進める業務が中心で、会社の利益にも貢献できるのでやりがいを感じます。結果を出せるようになれば、よりいっそう面白味を感じられるようになるのかなと思います。

個人の裁量が大きいぶん責任も伴いますが、やりがいをもって業務にあたれているのはいいことですね。ほかにはどんなところに魅力を感じていますか？

税務申告の時期に達成感を得られるのも魅力です。提出期限までに申告業務をすべて終わらせて、マネージャーの最終確認が済んだときの開放感は格別でした。

では、今後どんなキャリアを築いていきたいですか？

税理士の資格取得を短期目標に設定しています。資格取得後はコンサル業務や税務相談にも積極的に参加できる人材になっていきたいです。また長期的には、アメリカの所得税の申告業務などもこなせるようになりたいです。入社前にUSCPA（米国公認会計士）を取得したのはアメリカ税制下で税務コンサルティング業に携わりたかったからなので、経験を積んでいきたいです。

本間さんは英語も得意だし税務の知識もついてきたので、海外クライアントとの打ち合わせにも積極的に参加してもらおうかな。

私からも質問ですが、妻木さんが社員に求めることはどんなことですか？

一番は「誠実さ」です。誰に対しても誠実であれば、周りの理解も得られやすいですし、問題が起きたときにも助けてもらえると思います。それから「コミュニケーション」はすべての基本なので大切にしてほしいですね。大抵の問題はコミュニケーション不足から生まれていると感じています。せっかく会社に人が集まっていますし、2～3人のチーム体制も敷いているので、活発に議論するなど切磋琢磨して知見を深めていってもらえればと思います。

私も含め、これから入社される方にはどんなステップで成長してほしいですか？

税務申告業務がきちんとできることが基本です。そのうえで、税務相談を受けながら知識を深め、単独の税務コンサルができるようになり、さらには営業力も高めていくといったプロセスが踏めるといいですね。また、当社では英語でのコレポンも多いため、業務を通して英語を磨いてもらえればと思います。

まだまだ知識が不足している部分あるので、周囲のサポートを得ながらとはなりますが、多方面で完成度の高い仕事ができるように地道に取り組んでいきます。

当社ではワークライフバランスが叶う働きやすい環境を重視しています。お客様はもちろんのこと、働いている私たちもハッピーになれるような環境を一緒につくっていきましょう。在宅勤務や時差出勤などの制度もどんどん活用してくださいね。